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ルイヴィトン_モノグラム_歴史_紹介

ルイ・ヴィトンの長い歴史の中でも特に代表的なシリーズ「モノグラム」
モノグラムを目にすればルイ・ヴィトンだとすぐに認識できる、そんなブランドの顔とも言えるシリーズです。そんなモノグラムが誕生した歴史をあなたはご存知ですか?


実はモノグラム誕生のきっかけはルイ・ヴィトンが抱える”ある問題”にあったのです…


今回はそんなモノグラムの歴史を紐解き、誕生にいたったきっかけを解説します。くわえて、モノグラムの代表的なモデルをいくつかご紹介するので、モノグラムに興味を持っている方、これから購入を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ルイ・ヴィトンのはじまり

ルイヴィトン_はじまり

今や世界的に有名なハイブランドのひとつであるルイ・ヴィトン。
ルイ・ヴィトンが創業されたのは、今からおよそ160年前にもさかのぼる1854年のことでした。創業者のルイは16歳の若さからスーツケース職人への道を選びます。ルイのスーツケース職人としての技術は卓越しており、当時のフランス王室から注文を受けるほどのものでした。スーツケース職人として腕を磨くこと20年、ルイはパリに自らのアトリエを開き、旅行カバン専門店を創業したのです。その旅行カバン専門店こそが、現在のルイ・ヴィトンにあたります。


創業間もなくしてルイ・ヴィトンは旅行カバン専門店としてその名をパリ全土に轟かせました。当時の移動手段は馬車から鉄道に移り変わり始めた頃。旅行者の利便性を考え、ルイは積み上げやすく軽量なトランクケース「グリ・トリアノン・キャンバス」を生みだします。


それまでの蓋部分が丸みを帯びたトランクケースとは打って変わって、木箱のように平らなデザインに多くの旅人が魅了されました。鉄道での移動が主流になり始め、グリ・トリアノン・キャンバスの需要はまたたくまに拡大していきます。しかし、この人気ぶりがのちに大きな問題へと発展していくのでした…

ルイヴィトンのコピー品が出回る!? 〜ダミエの誕生〜

1880年頃、創業者のルイに変わって息子のジョルジュ・ヴィトンが代表となりました。ちょうどそのころ、ルイ・ヴィトンのトランクケースのコピー品が街中に出回りはじめたのです。危機感を覚えたジョルジュは、新たなモデルラインを考案しました。


そして発表されたのが「ダミエ」です。


ダミエは日本の市松模様をインスパイアしたそれまでとは違った斬新なデザイン。今もルイ・ヴィトンを象徴する代表的なモデルラインです。

相次ぐコピー品の流出 モノグラム誕生へ

斬新なデザインのダミエでしたが、大量生産を目的としたデザインでもあり、すぐにコピー品が流出するようになりました。ジョルジュは大量生産できる簡易なデザインではなく、職人の卓越した技術を要するデザインを考えます。


そして発表されたのが「モノグラム」。モノグラムはルイ・ヴィトンの頭文字「L」と「V」を組み合わせ、日本の家紋を連想させる花や星を配した革新的なデザインで、他にはマネできない巧みな技術を要するつくりでした。以降コピー品が市場に出回ることは激減し、革新的なデザインでパリ全域に渡り人気を博したのです。


発表から100年以上経った現代においても、ルイ・ヴィトンの売り上げの60%以上はモノグラムシリーズが占めているともいわれており、”ルイ・ヴィトンの顔”といっても過言ではないモデルラインとなっています。

代表的なモノグラムシリーズ8選

ここからは、代表的なモノグラムシリーズ8選を紹介していきます。コピー品の流出がきっかけで生まれたモノグラムは、長年愛され続けるアイテムを次々と誕生させていきました。そんな中でも特に代表的なモノグラムシリーズをみていきましょう。

モノグラム ストックトン

ストックトンマットモデルは2002年に発表されました。


ほどよい光沢感とブラックの上品さが「カッコいい大人の女性」の魅力を存分に引き出してくれます。ブラックに染められた主張しすぎないモノグラムは見る人の目を虜にすることでしょう。「カッコいい大人の女性」を目指す方にぜひおすすめしたいバッグです。

モノグラム_ストックトン

モノグラム ネヴァーフル MM

ネヴァーフルの発表は2007年。現代においてもその人気ぶりははかり知れず、新作も続々発表されているベストセラーバッグです。


ハンドル部分のヌメ革とモノグラムのカラーリング相性は抜群。収納力に優れているため、お出かけや出勤用バッグとしてもおすすめです。ネヴァーフルの持つ機能的な魅力と、モノグラムが放つ高級感で日々の生活に彩りを加えてみてはいかがでしょうか。

モノグラム_ネヴァーフル_MM

モノグラム ルーピング MM

弧を描いたキュートなヌメ革が特徴的なルーピングは、女性らしいかわいらしさを引き出したい方におすすめです。


普段使いにぴったりな程よいサイズ感で、使いやすくファッションにも合わせやすいデザインが魅力的。外から開閉ポケットが見えないつくりも、ファッションアイテムとしての美しさを追求するルイ・ヴィトンの思いが感じられます。

モノグラム_ルーピング_MM

モノグラム モンソー28

個性的な印象を持たせるハンドバッグならモンソー28がおすすめです。


キラキラと輝く金具部分とモノグラムをあしらった表面の相性は抜群。上品でありながらクラシカルな見た目は、女性としての魅力を一層引き上げてくれるでしょう。ショルダーストラップを取り付ければ、ショルダーバッグとしての使用も可能です。

モノグラム_モンソー28

モノグラム キーポル55

ルイ・ヴィトンの数あるバッグの中でも長い歴史を持つキーポルは、1920年に発表されました。


キーポルはルイ・ヴィトンのアイコンアイテムとして今日まで多くの人に愛され続けるバッグです。高い収納力が魅力で、2〜3泊の旅行でもキーポルひとつで荷物がおさまります。数少ない旅行の思い出はいつまでも特別な思い出として残したいもの。キーポルとともに出かける旅行はきっと特別な日になることでしょう。

モノグラム_キーポル55

モノグラム トルーヴィル

小さな丸形の可愛らしいフォルムが特徴的なトルーヴィル。


ちょっと近くまでのお買い物、お散歩に最適なサイズ感です。外側まで大きく開くポケットはスマホやお財布を取り出しやすい設計で、機能性に優れているのも嬉しいポイントですね。

モノグラム_トルーヴィル

モノグラム ヴィバ シテ MM

長方形のフォルムで幅を広く持たせたヴィバ シテは、収納力に優れているバッグです。外側にはポケットが2つあるので、ハンカチやスマホなどすぐに取り出したいものを入れるのに最適。四角形のシャープなフォルムは、モードスタイルに合わせるアイテムとしても活躍してくれます。


モノグラムのアイコニックなデザインをファッションの差し色にして、おしゃれを楽しむこともできますね。

モノグラム_ヴィバ_シテ_MM

モノグラム ポルトフォイユ エリーズ

ポルトフォイユ エリーズは小銭入れ、カードケースとしてあなたの日常を華やかに彩りまます。


手に取るたびにその美しさに魅了され、気分をあげてくれることでしょう。外見の美しさだけではなく、機能面も充実しています。外側には小銭を入れるフラップポケット、内側にはカードポケット4つ、オープンポケット4つと普段使いには十分すぎるほどのポケットがついています。


ちょっとしたお出かけや買い物に是非使いたいアイテムの1つです。

モノグラム_ポルトフォイユ_エリーズ

まとめ

今回はルイ・ヴィトン モノグラムの歴史と代表的なモノグラムシリーズを紹介しました。


モノグラムは誕生から100年以上も続く伝統あるモデルラインです。誕生のきっかけには、ルイ・ヴィトンのコピー品が市場に流出するという背景があったのですね。


モノグラムの人気は100年以上たった今でも色あせることなく、多くの人々に愛され続けています。そんなモノグラムをぜひ手にとってみて、その魅力を存分に感じてみてくださいね。

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