モノグラムは1896年に誕生したルイ・ヴィトンを象徴するデザインで、シンプルで合わせやすいことから幅広い世代に選ばれ続けています。
ルイ・ヴィトンは1854年に旅行用トランクのメーカーとして創業しました。1896年、当時の当主ジョルジュ・ヴィトンが、1892年に亡くなった父ルイへのオマージュとして、現在のモノグラム・キャンバスを考案したとされています(※1)(※2)。
模倣品対策の意味合いもあったといわれており、アール・ヌーヴォーやジャポニズム、ゴシック紋章術などを着想源としたデザインが生まれました(※2)。
当初は「L.V. canvas」という呼称で、硬質なラゲージ(トランク類)専用の素材として使われていましたが、1950年代後半に4代目のクロード=ルイ・ヴィトンが新たなコーティング工程を開発したことで、バッグや財布など柔軟な製品への展開が可能になりました(※2)。「Monogram canvas」という現在の呼称が定着したのは1985年のことです(※2)。
2026年はモノグラム誕生から130年の節目にあたります。ルイ・ヴィトンとLVMHは2026年1月に130周年を記念したキャンペーンを発表し、スピーディ・キーポル・ノエ・アルマ・ネヴァーフルという5つのアイコンバッグを軸に、「Monogram Origine」「Monogram VVN」「Time Trunk」の3カプセルコレクションが展開されています(※3)。
長い歴史を持ちながら現在も進化を続けているのが、モノグラムの大きな特徴です。