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カール・ラガーフェルドとは?シャネルでの功績と人気アイテムを解説

シャネルのバッグを手にしたことがある方なら、「カール・ラガーフェルド」という名前を耳にしたことがあるかもしれません。しかし、彼がシャネルにとってどれほど重要な存在だったのか、またラガーフェルド時代のアイテムが現在どのような価値を持っているのかを詳しく知る機会は、あまりないのではないでしょうか。

 

この記事では、カール・ラガーフェルドの功績とシャネルとの関わりを整理したうえで、マトラッセやボーイシャネルをはじめとする代表アイテムの特徴、現行品との違い、そしてリユース購入・売却の際に知っておくべきポイントまでをわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • カール・ラガーフェルドがシャネルで約36年間に残した功績
  • マトラッセ、ボーイシャネル等、ラガーフェルドが手がけた代表アイテムの特徴
  • ラガーフェルド時代と現行品の素材・デザインの違い
  • シリアルナンバーからプレートへの変更と確認方法
  • リユース購入・売却前に確認すべきチェックポイント

1. カール・ラガーフェルドとは?

カール・ラガーフェルドは、1933年9月10日にドイツのハンブルクで生まれたファッションデザイナーです。2019年2月19日に85歳でパリ近郊にて亡くなるまで、ファッション業界の第一線で活躍し続けました。

 

その生涯において、シャネル、フェンディ、クロエなど複数のメゾンで同時にクリエイティブを担い続けた、世界でも類を見ないキャリアを築きました。白髪を後ろに束ねたポニーテール、黒いサングラス、ノーカラーシャツという独自のスタイルは、彼自身がひとつのアイコンでもありました。

 

シャネルのクリエイティブディレクターとして就任したのは1983年のオートクチュールからです。1982年にシャネルと契約を結び、1983年から1984年にかけてオートクチュールとプレタポルテの両方を指揮するようになりました。以来、2019年2月の逝去まで約36年間、ブランドのトップクリエイターとしてシャネルを牽引し続けました。

2. カール・ラガーフェルドのシャネルでの功績  

低迷していたシャネルを復活させた

ラガーフェルドがシャネルに就任した1983年当時、ブランドは創業者ガブリエル・シャネル(ニックネーム「ココ・シャネル」)が1971年に亡くなって以降、長い低迷期にありました。「シャネルは墓に戻る」と揶揄されるほど、ブランドのイメージと売上は落ち込んでいたといわれています。

 

ラガーフェルドはそのような状況でシャネルを引き受け、一貫した独自のビジョンでブランドの立て直しを成し遂げました。彼がコレクションを発表するたびに高い評価を集め、シャネルは世界的なプレミアムブランドとしての地位を取り戻しました。

 

ラガーフェルドが現代に蘇らせたアイコンデザイン

ラガーフェルドが手がけたデザインの特徴のひとつは、ガブリエル・シャネルが残したアイコンを現代の感覚でアップデートし続けたことです。

 

ツイードジャケットは、ガブリエル・シャネルが確立したクラシックなシルエットを継承しながら、ラガーフェルドは裾丈やシルエットを時代に合わせて変化させました。ガブリエル・シャネルがミニスカートに消極的だったのに対し、ラガーフェルドはミニスカートを積極的に取り入れ、コレクションに現代的な軽さをもたらしました。

 

キルティングバッグ(マトラッセ)についても、ガブリエル・シャネルが1955年に発表した2.55をベースに、現代的なシングルフラップ、ダブルフラップのバリエーションを展開しました。マトラッセは今もシャネルの最も象徴的なバッグのひとつとして、リユース市場でも高い人気を誇ります。

 

さらに、ラガーフェルドの在任期間中、シャネルはモナコ王室や世界各国のセレブリティから愛用されるブランドとなり、香水、革製品、アクセサリー、化粧品と幅広いカテゴリでトップブランドの地位を確立していきました。

 

3. カール・ラガーフェルドが手がけたシャネルの代表アイテム

ラガーフェルドがシャネルで手がけたアイテムは数多くありますが、なかでも特に広く知られている代表的なバッグラインを紹介します。

マトラッセ(Wフラップ)

マトラッセは、シャネルの最も象徴的なバッグのひとつです。もともとは1955年2月にガブリエル・シャネルが発表したキルティングバッグ「2.55」が原型で、発表月にちなんで「2.55」と名付けられました。

 

ラガーフェルドはこの2.55をベースに、1983年頃に現在広く知られるWフラップ(ダブルフラップ)仕様のマトラッセを確立しました。菱形格子のキルティング、チェーンストラップ、ターンロック(CC留め金)がアイデンティティで、素材はラムスキンとキャビアスキンの2種が定番です。

 

サイズ展開はミニから大型まで幅広く、特にミニ(20〜21cm)とスモール(23〜25cm)が人気です。黒のキャビアスキン・Wフラップは、リユース市場でも長年にわたって高い需要を誇ります。

ボーイシャネル

ボーイシャネルは、2011〜2012年のクルーズコレクションでラガーフェルドが発表した比較的新しいラインです。

 

名前の由来は、ガブリエル・シャネルの生涯の恋人でもあった実業家アーサー・"ボーイ"・カペルへのオマージュです。マトラッセがフェミニンなデザインであるのに対し、ボーイシャネルはマニッシュでユニセックスな方向性が特徴です。

 

重厚感のあるロッククラスプ(Cロゴのバックル)、武骨なチェーンストラップ、直線的なフォルムが独自の存在感を放っており、発売以来、シャネルの新定番として幅広い年齢層から支持されています。

その他の代表アイテム

ライン名 発表年(目安) 特徴

2.55(マトラッセ)

1955年原型・1983年頃現在形

キルティング・Wフラップ・ターンロック

ボーイシャネル

2011〜2012年

マニッシュ・ロッククラスプ・武骨チェーン

ガブリエル ドゥ シャネル

2017年春夏

創設者の本名を冠したホーボー系バッグ

シャネル19

2019年頃

2.55とボーイの要素を融合した現代的なフラップ

4. ラガーフェルド時代のシャネルと現行品の違い

ラガーフェルドが2019年に逝去した後、シャネルのクリエイティブディレクターは彼の長年のアシスタントだったヴィルジニー・ヴィアールが引き継ぎました。ヴィアールは2019年から2024年6月まで在任し、オートクチュール24-25年秋冬を最後にシャネルを退社しました。その後、2024年12月にマチュー・ブレイジーが新たなアーティスティックディレクターに就任しています。

 

デザイナーが変わることで、コレクションの方向性にも変化が生じています。

素材感の変化:GP素材からPVC素材増加へ

デザインと並んで、素材感についても変化が語られることがあります。

【専門チームから:ラガーフェルド時代の素材感について】

バイセルブランシェの査定スタッフによると、ラガーフェルド時代のシャネルはGP(金メッキ)素材を中心に、重厚なビンテージ感があったといいます。現行品は本革使用で軽量化が図られている一方、PVC素材を多用する傾向があり、「ラガーフェルド時代と比べると素材感がやや異なる印象を受ける」というのは複数のスタッフが共通して語る感想です。

 

※あくまで査定スタッフの感覚的な所見であり、品質の優劣を断定するものではありません。素材や仕様はモデル・年代・カラーにより大きく異なりますので、個別の商品ページ等でご確認ください。

 

※素材感の変化については、ラガーフェルド時代と現行品を一概に比較することは難しく、素材・年代・モデルにより個体差が大きい点をご留意ください。

 

デザインの変化と現行デザイナー

ヴィアール時代は、ラガーフェルドが確立したシャネルのコアアイデンティティを守りながら、よりウェアラブルでモダンな方向性を目指したとされています。2024年に就任したマチュー・ブレイジー以降のコレクションは現在進行形で展開されており、今後のデザイン方向性に注目が集まっています。

5. シャネルのシリアルナンバーとプレートの違い

シャネルのバッグには、製造管理のために固有の番号が付与されています。この仕組みが2021年に大きく変わりました。リユースでシャネルを購入・売却する際には、この変更を知っておくことがひとつのポイントになります。

シリアルナンバー(〜2021年4月)

2021年4月以前に製造されたシャネルのバッグには、バッグ内側にシリアルシール(ステッカー)が貼られていました。このシリアルナンバーは製造年によって桁数と先頭番号が変わり、製造時期の目安を確認する手がかりとして活用されてきました。

 

シリアルナンバーの桁数と製造年の目安:

桁数 先頭の数字・目安 おおよその製造年代

7桁

0〜始まり

1985〜1990年代前半

7桁

1〜9始まり

1990年代前半〜2005年頃

8桁

10〜始まり

2006年頃〜

8桁

20〜始まり

2014年頃〜

8桁

27〜始まり

2019年頃〜2021年4月

上記はあくまで目安です。個体によって差異があります。

 

シリアルシールと対になるギャランティカード(保証カード)が付属している場合、カードとシール番号の一致確認が購入時の参考になることがあります。ただし、修理歴のあるバッグなどはシールが貼り替えられていることもあり、シール単体で製造年や状態を確定的に判断することはできません。

プレートへの変更(2021年5月〜)

2021年5月以降に製造された新作から、シャネルはシリアルシールの使用を廃止し、金属プレートに固有番号を刻印する方式に移行しました。

 

プレートの番号はランダムな形式に変わったため、これまでのようにシリアルナンバーから製造年を推測することが難しくなりました。リユース市場では、2021年以降製造のバッグにシリアルシールが付いていなくても、それはプレート仕様への変更によるもので、一概に問題があるとは言えません。

【編集部から:シリアルとプレートの変更を知っておくべき理由】

2021年5月以降に製造されたシャネルのバッグには、従来のシリアルシールが付かず、金属プレートに固有番号が刻印されています。この変更を知らずに購入・売却すると、「シリアルがない」という点で誤解が生じる可能性があります。

 

バイセルブランシェの査定スタッフも、この変更を踏まえた基準で対応しています。ご不明な点は、ご注文前にお問い合わせいただくことをおすすめします。

 

5. ラガーフェルド時代のシャネルのリユース価値

ラガーフェルドが在任した1983〜2019年は、シャネルのバッグが最も広く流通した時代でもあります。当時製造されたバッグが現在もリユース市場に豊富に出回っており、幅広い状態・価格帯で取引されています。

特に人気・高値がつきやすいモデル

【専門チームから:人気アイテムの流通状況】

バイセルブランシェの査定・販売スタッフによると、ラガーフェルド時代のマトラッセWフラップとボーイシャネルは入荷すると早期に購入されることが多く、特に人気の高いアイテムです。黒の定番色は根強い人気があり、素材が珍しいアイテムやデザイン性の高いアイテムほど早く購入されていく傾向があります。

 

また、マトラッセはコンディションがそれほどよくない場合でも需要があり、市場での評価が高い傾向があります。状態・素材・付属品の有無により査定金額は変わりますので、売却をご検討の際は詳細のご確認をお願いします。

 

リユース市場での人気・高値傾向のモデル:

モデル 人気の傾向 特に需要が高い条件の例

マトラッセWフラップ

状態が悪くても需要あり

黒・キャビアスキン・シリアルあり

ボーイシャネル

入荷後早期に購入される傾向

黒・定番サイズ

マトラッセ(その他)

定番として安定した人気

素材・カラーによる

※上記はバイセルブランシェ社内取材に基づく傾向です。個々の査定金額を保証するものではありません。

特に人気・高値がつきやすいモデル

同じモデルであっても、素材・状態・付属品の有無によってリユース市場での評価は大きく異なります。

 

シャネルのマトラッセに使われる主な素材は、ラムスキンとキャビアスキンです。キャビアスキンは表面が粒状で傷つきにくく、状態を保ちやすいため、リユース市場では高値がつきやすい傾向があります。一方、ラムスキンは非常になめらかで高級感がありますが傷や型崩れが出やすく、状態管理が難しい面もあります。

 

状態については、バイセルブランシェではN(新品)、S(未使用品)、SA(新品同様)、A(微少の傷)、AB(多少の傷み)、B(全体的使用感)、C(訳あり品)、D(ジャンク品)の8段階で評価しています。状態ランクによって価格は変わりますが、マトラッセについては前述のとおり、状態がやや落ちる場合でも需要がある傾向があります。ただし状態によって価格は大きく変わります。状態ランクは商品ページでご確認ください。

 

6. ラムスキンとキャビアスキンの違いと選び方

シャネルのバッグを選ぶ際に多くの方が悩むのが、ラムスキンとキャビアスキンのどちらを選ぶかです。それぞれの特徴を整理します。

項目 ラムスキン キャビアスキン

素材

生後1年以内の羊革

牛革に粒状の型押し加工

表面感

なめらか・ソフト

粒状・やや硬め

傷のつきやすさ

傷・爪痕がつきやすい

傷がつきにくい

型崩れ

比較的型崩れしやすい

型崩れしにくい

雨・湿気への強さ

弱め(要注意)

比較的強い

デイリー使用

丁寧な扱いが必要

日常使いしやすい

リユース市場

状態維持が難しく美品が希少

状態を保ちやすい傾向

ラムスキンは高級感のある手触りを楽しみたい方、特別な場での使用が多い方に向いています。キャビアスキンは日常的に使いたい方、長く良い状態で愛用したい方におすすめです。

 

リユース市場ではキャビアスキンの方が高値がつきやすい傾向がありますが、ラムスキンの美品はコレクターからも根強い人気があります。

 

8. シャネルのリユース購入・売却前に確認したいチェックポイント  

シャネルのバッグをリユースで購入または売却する際に、事前に確認しておきたいポイントを整理しました。

【編集部から:購入前に確認しておきたいこと】

バイセルブランシェの販売スタッフによると、シャネルのバッグをご検討のお客様から特によくある確認事項は、シリアルの有無・素材(ラムかキャビアか)・状態(使用感の程度)・チェーンの長さです。革の質感は同じモデルでも個体差がありますので、商品ページの画像や説明文をよくご確認ください。また、チェーンの長さはコーディネートの使い勝手に直結しますので、事前の確認をおすすめします。

 

購入前のチェックリスト

  • シリアルシール(またはプレート)の有無と状態を確認する
    ・2021年4月以前製造:内側のシリアルシール有無
    ・2021年5月以降製造:内側の金属プレート有無
  • 素材を確認する(ラムスキン、キャビアスキン・その他)
  • 状態ランクを確認する(N/S/SA/A/AB/B/C/D)
  • チェーンの長さを確認する(ショルダー、クロスボディの使い勝手に関係)
  • 付属品の有無を確認する(ポーチ、ギャランティカード等)
  • 修理歴の有無を確認する
  • 商品ページの画像で全体の状態と各部の傷・ダメージを確認するみ

売却前のチェックリスト

  • モデル名・サイズを把握しておく(マトラッセWフラップ ○○cm等)
  • 素材を確認しておく
  • シリアルシールまたはプレートの状態を確認する
  • 付属品(ポーチ、カード類、ダストバッグ等)を揃えておく
  • 状態を正確に把握する(傷、変色、ハードウェアの状態等)

9. カール・ラガーフェルドが手がけたシャネル以外のブランド

ラガーフェルドはシャネルだけでなく、生涯を通じて複数のブランドでクリエイティブを担いました。特に長いキャリアを持つのがフェンディとの関係です。

フェンディとの関係

ラガーフェルドは1965年からフェンディのデザイン顧問を務め、2019年に亡くなるまで約54年間にわたってブランドに関わり続けました。フェンディのダブルFロゴのデザインもラガーフェルドによるものとされています。

 

フェンディでも毛皮、ニット、バッグ等に多数の代表作を生み出し、ブランドのモダン化に大きく貢献しました。

クロエ、その他

クロエとは1964〜1978年と1992〜1997年の二度にわたって関わり、既製服部門を牽引しました。ジャン・パトゥでの活動(1958〜1963年)をはじめ、若い頃から多くのブランドでキャリアを積んだことが、後のシャネルとフェンディでの長期活躍につながっています。

ブランド 活動期間(目安) 主な関わり

ジャン・パトゥ

1958〜1963年

デザイン

クロエ

1964〜1978年 / 1992〜1997年

既製服デザイン

1965〜2019年(約54年)

クリエイティブ全般、FFロゴ

1983〜2019年(約36年)

クリエイティブディレクター

10. バイセルブランシェでシャネルを見つける

バイセルブランシェでは、シャネルのバッグ・小物を多数取り扱っています。ラガーフェルド時代のマトラッセやボーイシャネルをはじめ、さまざまな年代・状態の商品がラインナップされています。

 

商品はバイセルブランシェの査定スタッフが「基準内商品」として判定したものを販売しています。ブランドの本物か偽物かを最終的に判断できるのは商標権者であるブランドホルダーのみですが、バイセルブランシェでは過去データ等に基づき、査定スタッフが社内基準に基づいて基準内商品・基準外商品を判定する取り組みを行っています(この判定はブランドの真贋を保証するものではありません)。

 

購入をご検討の方は、商品ページの状態ランク・採寸・付属品情報をよくご確認ください。ご不明な点はご注文前にお問い合わせいただくことをおすすめします。

 

11. まとめ

カール・ラガーフェルドは、1983年から2019年まで約36年間にわたってシャネルのクリエイティブディレクターを務め、低迷していたブランドを世界的なプレミアムファッションブランドとして復活・確立させた人物です。

 

彼がシャネルで手がけたマトラッセ(Wフラップ)やボーイシャネルは、今もリユース市場で根強い人気を誇ります。特にマトラッセはコンディションがやや落ちる場合でも需要があるとされており、ボーイシャネルとともに、バイセルブランシェでも入荷次第早期に購入される傾向があります。

 

シャネルのバッグを購入または売却する際には、シリアルの有無、素材、状態、チェーン長さを事前に確認することが大切です。2021年5月以降はシリアルシールからプレートへの変更があったことも覚えておくと、購入・売却時に役立ちます。

 

バイセルブランシェでは、ラガーフェルド時代のシャネルアイテムを多数取り扱っています。購入のご検討の際はぜひバイセルブランシェをご活用ください。

 

よくある質問

  カール・ラガーフェルドはシャネルで何年間デザイナーを務めましたか?

カール・ラガーフェルドは、1983年のオートクチュールコレクションからシャネルのクリエイティブディレクターとして活動を始め、2019年2月に亡くなるまで約36年間シャネルを担い続けました。フェンディなど他ブランドでの活動と並行していたのが特徴で、ひとつのブランドにとどまらない異例のキャリアでした。

  ラガーフェルド時代のシャネルと現行品の違いは何ですか?

デザイン面では、ラガーフェルド逝去後にヴィルジニー・ヴィアール(2019〜2024年)、マチュー・ブレイジー(2024年〜)とデザイナーが変わり、コレクションの方向性に変化が生じています。素材感については、バイセルブランシェの査定スタッフから「ラガーフェルド時代はGP素材を中心に重厚感があり、現行品はPVC素材の使用が増えた印象がある」という感想が聞かれます。これはスタッフの主観的な所見であり、一概に比較できるものではありません。モデル・年代・カラーにより大きく異なりますので、個別商品での確認をおすすめします。

  シャネルのシリアル番号はどこで確認できますか?プレートへの変更とは?

2021年4月以前に製造されたバッグは、内側の革製シールにシリアルナンバーが記載されています。2021年5月以降に製造された新作からは、シリアルシールが廃止され、金属プレートに固有番号が刻印される方式に変わりました。プレート移行以降は番号がランダム形式となり、製造年の推測が難しくなっています。リユースで購入の際は、この変更を念頭に置いて確認することをおすすめします。

  マトラッセとボーイシャネル、リユース市場での価値が高いのはどちらですか?

どちらも人気・高値がつきやすいモデルとして、バイセルブランシェの査定・販売スタッフが挙げるアイテムです。マトラッセは状態がやや落ちる場合でも需要があり、ボーイシャネルも入荷すると早期に購入される傾向があります。一方的に優劣はなく、状態・素材・サイズ・カラー・付属品の有無によって査定金額は変わります。どちらを売却または購入する場合でも、詳細のご確認をおすすめします。

  ラムスキンとキャビアスキンの違いは何ですか?

ラムスキンは生後1年以内の羊革で、なめらかでソフトな手触りが特徴です。傷や型崩れが出やすく、丁寧なケアが必要です。キャビアスキンは牛革に粒状の型押しを施した素材で、傷つきにくく型崩れしにくいため日常使いに向いています。リユース市場ではキャビアスキンの方が状態を保ちやすいことから高値がつきやすい傾向がありますが、ラムスキンの美品も根強い人気があります。


当記事制作チーム

著者:バイセルブランシェ編集部

内容確認:バイセルブランシェ商品品質管理チーム

 

※本記事は、ブランド品に関する知見を持つ社内専門部署への取材をもとに、バイセルブランシェ編集部が制作し、公開前に社内専門部署の内容確認を行っています。

 

公開日:2026年5月21日

更新日:2026年5月22日


2026.05.21