ロレックスの時計が動かなくなった場合には、どのように対処すれば良いのでしょうか？

ここでは、時計の状態に合わせて対処方法と、その対処方法をおすすめする理由を説明します。

時計が動かなくなって焦っている、という状況かもしれませんが、まずはこちらを参考にしてみてください。

ロレックスの時計が動かなくなった場合は、真っ先に専門業者に修理を依頼するべきです。

なぜ専門業者に依頼する必要があるのかというと、ロレックスの時計が動かなくなった場合、すでに大きな問題を抱えている場合が多いからです。

前提として、ロレックスの時計は高級機械式時計としては、他に例を見ないほど頑丈に作られています。したがって、購入から時間が経っても購入時と変わらず使用できることが多いです。

しかし、頑丈で変化が分かりにくいからこそ、知らないうちにパーツが傷んでいっていることに気付かないのです。

したがって、ロレックスの時計が急に動かなくなった場合には、それまでに蓄積したダメージに限界を迎えたという可能性があります。

修理業者に見てもらって、修理を依頼する他に手がない場合が多いでしょう。

ロレックスの時計が修理を依頼しても動かない場合は、買取も選択肢の一つに入れておきましょう。

ロレックスの時計はたとえ修理して直る見込みがなくても買い取ってもらえる可能性があります。なぜなら、ロレックスの時計はパーツ自体に価値があり、パーツが生きていれば値段がつく可能性があるからです。

ロレックスの時計を買取してもらうメリットには、以下のような点があります。

• パーツが生きていればお金になる
• 莫大な修理費を払わなくて済む
• 処分する手間が省ける

故障して直る見込みのないロレックスを持っていても宝の持ち腐れです。どうせなら、お金に変えて新しい時計を買うくらいの気持ちに切り替えましょう。

時計が動かなくなると一言でいっても、どこのパーツご動かないのか、何が原因で動かないのかは、ケースによって様々です。

まずは、あなたの時計がどのように動かないのかを確認し、何が原因なのかを知ることから始めましょう。

時計が動かなくなる場合、時計の外部が原因であるときと、時計の内部が原因であるときがあります。まずは、時計外部の要因について見ていきましょう。

回転ベゼルが動かないということはほとんどありませんが、まれに動かなくなってしまうことがあります。

回転ベゼルが動かなくなった場合、一番に疑うべきは隙間にホコリやゴミが詰まっていないかということです。たいていの場合は、丁寧にブラッシングすれば元どおり動くようになります。

それでも動かない場合は、ベゼルだけではなく時計内部に問題が起こっている可能性があります。専門業者に依頼して修理してもらいましょう。

費用の目安は18,000円〜です。内部に問題がある場合は、費用は高くなると考えて良いでしょう。（修理費はあくまで目安です）

時計を落としたりして動かなくなり、ケースやブレスレットも破損している場合には、ムーブメントに異常がある可能性があります。

なぜなら、ケースやブレスレットが破損するほどの衝撃が加わっているのであれば、内部のムーブメントにも強い衝撃が加わっている可能性が高いからです。

専門業者に修理してもらう場合、修理費は18,000〜といったところでしょう。破損の度合いによっては修理できないこともあるかもしれません。（修理費はあくまで目安です）

時計が動かなくなったという場合に、針が動かなくなった、もしくは針自体が取れてしまったという場合もあるでしょう。

針が動かなくなるのは、時計の内部に何らかの異常が起こっていることを意味します。また、針が取れてしまえば当然時計としては機能しません。

また、時計が動かなくなったときに文字盤がひどく汚れている場合には、汚れが詰まって針が動かなくなっていることも原因として考えられるでしょう。

専門業者に修理してもらう場合、いずれの場合もオーバーホールが必要なので、修理費は18,000円〜となるでしょう。（修理費はあくまで目安です）

時計が動かなくなったときに、外部に異常が見られなければ時計の内部が要因で動かなくなっていると考えて良いでしょう。

内部の異常は見た目には分からず、気づかないうちに進行しているので注意が必要です。

内部の異常によって時計が動かなくなったと考えられる場合は、迷わず時計修理専門店に修理を依頼しましょう。

時計が動かないという場合、リューズが動かないということもあるでしょう。

リューズが動かなくなってしまうのは、リューズにゴミが詰まっているか、リューズねじ山が噛み合わなくなったという原因が考えられます。

専門業者に修理してもらう場合、リューズやパイプの交換が必要になるため、修理費は10,000円以上かかってくるでしょう。（修理費はあくまで目安です）

リューズを回しても空回りする場合は、ゼンマイが切れていると考えて良いでしょう。

なぜゼンマイの故障で時計が動かなくなってしまうかというと、ゼンマイは時計を動かすための動力だからです。動力がなければ当然時計は動きません。

専門業者にゼンマイの修理してもらう場合、修理費は最低でも5,000円はかかることが多いでしょう。（修理費はあくまで目安です）

時計内側に水が入ることが原因で、時計が止まってしまうことがあります。

なぜ時計内側に水が入ることで動かなくなるのかというと、入り込んだ水がムーブメントを錆びさせてしまうからです。

専門業者に修理してもらう場合、修理費は25,000円程かかるでしょう。（修理費はあくまで目安です）

修理費はかかりますが、水が入った場合は大問題です。一刻も早く修理業者に修理を依頼しましょう。

本記事では、ロレックスの時計が動かなくなる原因と対策方法についてご紹介しました。

時計が動かなくなると一言でいっても、時計のどこが動かなくなったかによって原因や対処方法は様々です。

そうはいっても、時計が動かなくなったときには、どのケースでも重大な問題が起こっている可能性が考えられます。

まずは、時計の修理専門店に問い合わせてみましょう。放っておくと原因によってはさらに悪化して、最悪直せなくなってしまう場合もあります。

この記事を参考にして、ロレックスの時計が動かなくなってしまった原因を把握し、適切に対処して時計を直していただければ幸いです。